日本最北端の地は稚内市に位置する宗谷岬(そうやみさき)です。この岬は北緯45度31分にあり、日本の本土の最北端を示す地点とされています。宗谷岬は日本海に突き出た先端部分で、対岸にはロシアのサハリン島(樺太)が見えます。特に冬季には流氷が漂い、その景観は非常に美しいとされています。さらに、日本最北端にある稚内市と共にその魅力に迫りたいと思います。
稚内市
稚内市(わっかないし)は日本の北海道にある市です。北海道最北端に位置し、日本海に面しています。特に、観光名所として知られるのが稚内港や宗谷岬です。冬季には流氷が見られることでも有名ですね。
稚内市の主な観光地
1 北防波堤ドーム
稚内市北防波堤ドーム(わっかないしきたぼうはていドーム)は、北海道稚内市にある観光施設です。このドームは、稚内市の北防波堤(ほくぼうはてい)に位置しており、海を見渡すことができる展望台や観光施設が整備されています。特に、冬季には流氷が見られることで知られ、その美しい景観を楽しむことができます。北防波堤ドームは稚内市の観光名所の一つとして、多くの観光客に訪れられています。北海道遺産にも認定されています。
2 ノシャップ岬
日本の最北端、宗谷岬と対岸にある岬です。ここからの夕日は絶景スポットで多数の観光客が訪れます。利尻山や礼文島、樺太の輪郭が一望できます。
3 稚内公園
稚内公園(わっかないこうえん)は、北海道稚内市にある公園で、市街地の中心部に位置しています。この公園は地元の人々や観光客に親しまれており、四季折々の自然や景観を楽しむことができる場所です。
稚内公園の特徴としては、広大な芝生広場や木々が植えられた散策路があり、散歩やジョギングを楽しむことができます。また、公園内には遊具やベンチが設置されており、家族連れや地元の子供たちにとっても人気のスポットです。
さらに、稚内公園からは稚内港や日本海の美しい景色を眺めることができ、特に夕日の素晴らしい眺めが楽しめることで知られています。地元の文化イベントやお祭りなども開催されることがあり、地域コミュニティの交流の場としても機能しています。
園内の施設に開基百年記念塔・北方記念館・北方植物園、樺太島民慰霊碑(氷雪の門)、九人の乙女の碑等がある。
日本最北端の地、宗谷岬
宗谷岬は、日本本土における最北端の地であり、一般人が通常訪れることのできる最北端の地でもある。晴れた日には、樺太の姿を見ることができるほか、周辺を宗谷岬公園として整備しており、日本最北端の地碑はじめとする記念碑、祈念碑、慰霊碑などが点在している。
日本最北端の地でもありことから、気温が全般的に低いことでも知られ、真夏日を観測したのは過去に5日しかない。最高気温の極値は31.9℃(2000年8月1日)。最低気温の極値は-17.1℃(1986年2月3日)。平年値で年間平均の日較差は5.4℃と小さく、年間で冬日138.4日、真冬日76.7日、夏日9.1日、猛暑日や熱帯夜を観測したことはない。年間を通して風が強く、平年値で風速10 m/s以上を観測した日は232.6日に達する。
コメント